この投稿中の画像はLenovoサイトから引用

 
レノボが毎年開催しているAccelarateというイベント(@フロリダ州オーランド)にて、企業向けのAR/VRシステムを開発するプラットフォームを提供する、サブブランド ThinkReality の立ち上げを発表しました。

Lenovoの発表資料はこちら(英語)

ThinkReality はそのまま開発プラットフォームの名称にもなっているようで、このプラットフォームはソフトウェアとハードウェアをトータルに備えており、これらを使用することで企業向けARシステム開発のハードルが下がるようです。

例えば、仕事上でARアプリケーションを使用して支援を受けたり、製造や修理の時間を短縮したり、エラーを排除したり、複雑なワークフローを合理化したり、トレーニングの質を高めたり、共同作業をしたりすることを支援するアプリケーションの開発コストを抑えられるようです。

ハードウェアとして使用するヘッドアップディスプレイの写真が載っています。

レノボのHUDセット
Lenovo のAR用ヘッドアップディスプレイデバイス全容

このメガネのようなディスプレイ、重さが380g(グラム)程度なので、かなり軽量ですね。

ただ、メガネから有線(赤い線)で「箱」につながっているのが少々気になります。これは除外して380gで、箱は背中にでも背負って使うイメージでしょうか。

ヘッドアップディスプレイのデータシートと写真はこちらからダウンロードできます。(レノボのサイト)

まだ報道発表された段階なので、これらのシステム開発をどのように行うのか詳細不明ですが、いずれ開発ツールなどが公開されることでしょう。

今後が楽しみですが、日本発の技術が出てくるともっとうれしいです。

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